海外旅行の直前になって「あれ、自分のスマホってeSIM使えるんだっけ?」と焦った経験、ありませんか。SIMフリーかどうかはeSIM利用の大前提なので、購入前に確認しておくと安心です。
この記事ではiPhone・Android別の確認手順と、SIMロック解除の方法、そしてeSIM購入前に見ておきたいチェックリストをまとめています。渡航前に5分だけ読んでおけば、余計なトラブルを防げますよ。
結論:SIMフリーの確認はiPhoneなら「設定 → 一般 → 情報 → SIMロック」の欄を見るだけで60秒もあれば完了します。「SIMロックなし」と表示されていればOK。さらに同じ画面でEID番号が表示されればeSIM対応端末であることも同時に確認できます。

この記事でわかること
- SIMフリー(SIMロック解除)が必要な理由
- iPhone・Android別のSIMフリー確認手順
- SIMロックがかかっている場合のキャリア別解除手続き
- eSIM対応端末かどうかの判定方法
- よくある勘違いと、eSIMが向いていない人の特徴
SIMフリーとは|そもそも確認が必要な理由
スマホをキャリアで購入すると、契約したキャリアのSIM以外では使えないよう制限がかかっていることがあります。これを「SIMロック」といいます。
eSIMは海外の通信事業者が提供するプランをインストールして使う仕組みなので、SIMロックがかかったままだとインストール自体はできても通信ができません。そのためeSIM利用には必ずSIMロック解除(=SIMフリー化)が必要です。
逆にSIMロック解除済みであれば、国内外のあらゆるSIMカードやeSIMをそのスマホで使えるようになります。近年は大手キャリアでも契約時点からSIMフリー状態で販売するケースが増えていますが、少し前の端末はロックがかかったままのことも多いので一度確認しておきましょう。
SIMフリー端末を購入した場合や、格安SIM(MVNO)契約で購入した端末は最初からSIMロックなしのことがほとんどです。ただし念のため確認しておくと安心です。
【iPhone】SIMフリー確認の手順
確認できる場所と所要時間
iPhoneでのSIMフリー確認はとても簡単。設定アプリを開いて以下の順に進むだけです。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 下にスクロールして「SIMロック」の欄を確認する
「SIMロックなし」と表示されていればSIMフリー状態です。ここまで早ければ30秒もあれば確認できます。
同じ「情報」画面を下にスクロールして「EID」という項目があるかも確認してみてください。EID番号が表示されていれば、その端末はeSIM対応端末です。この一画面で2つの条件を同時にチェックできます。
iOSのバージョンによって「SIMロック」欄の表示位置が多少異なる場合があります。iOS 16以降では表記が変わっていることがあるため、見当たらない場合はOSを最新に更新してから再確認してみてください。
確認画面で「SIMロックなし」が見つからない場合
「SIMロック」の欄が表示されず「SIMロック中」とも「SIMロックなし」とも書かれていないケースがあります。
この場合は、端末がキャリアと紐づいた状態でロック判定ができない可能性があります。利用中のキャリアのMy PageやサポートセンターでSIMロックの状態を確認するか、後述の解除手続きを進めてみてください。
【Android】SIMフリー確認の手順
Pixel・Galaxy・その他メーカー別の確認位置の違い
AndroidはメーカーによってUIが異なるため、SIMロックの確認場所が機種ごとに違います。最も確実なのは電話アプリからIMEIを確認する方法です。
- 電話アプリを開き、ダイヤル画面で「*#06#」と入力する
- 自動的に端末情報が表示される
- 「SIMロック」や「Network Lock」の欄を確認する
「SIMロックなし」「Unlocked」などの表示があればSIMフリーです。この方法はPixelでもGalaxyでも使えます。
Pixelなら「設定 → 端末情報 → SIMのステータス」、Galaxyなら「設定 → 一般管理 → SIMカード管理」あたりにも情報が表示されることがありますが、機種やOSバージョンによって見当たらないことも。「*#06#」発信が一番手っ取り早いのでおすすめです。
また、同じ画面でEID番号が表示されればeSIM対応端末です。EIDが表示されない場合はeSIM非対応のため、海外eSIMは利用できません。
キャリア版Androidはメーカーがロック状態を設定メニューに表示しないことがあります。「SIMロック」の項目が見当たらない場合も、電話発信で表示されることが多いので試してみてください。
SIMフリー確認ができたら、次はeSIM-sanの設定手順ページで購入からインストールまでの流れを確認しておきましょう。当日焦らずに済みます。
eSIM-sanの設定手順を確認するSIMロック解除ができていない場合|キャリア別の手続き
「SIMロック中」だった場合は、利用中のキャリアでSIMロック解除の手続きが必要です。NTTドコモ・au・SoftBankいずれも手続き方法が用意されています。
| キャリア | Web手続き | 手数料 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | My docomo | Web無料・店舗有料 | 購入から100日以上経過が条件の場合あり |
| au | My au | Web無料・店舗有料 | 分割払い中でも解除可能 |
| SoftBank | My SoftBank | Web無料・店舗有料 | 回線契約中でなくても手続き可能 |
いずれもWeb(My Page)から手続きすれば手数料は無料のことがほとんどです。電話や店舗窓口では手数料がかかるケースがあるので、Web手続きがおすすめです。
解除申請後、実際に反映されるまで数時間〜最大1日程度かかることがあります。渡航直前ではなく、少し余裕を持って手続きしておきましょう。
SIMロック解除後は必ず再度「情報」画面を確認して「SIMロックなし」に変わっているかチェックしてください。反映前に購入・設定を進めてしまうと通信できないトラブルの原因になります。
SIMフリー確認後|eSIM購入前の必須チェックリスト
eSIM対応端末かの判定
SIMフリーであることが確認できたら、次は「eSIM対応端末かどうか」を確認します。SIMフリーとeSIM対応は別の条件なので、両方を満たす必要があります。
eSIM対応かどうかは「EID番号」の有無で判定できます。iPhoneなら「設定 → 一般 → 情報 → EID」、Androidなら「*#06#」発信後の画面でEIDが表示されていれば対応端末です。
機種の目安としては、iPhoneはXS・XR以降の全モデルとiPhone SE(第2世代)以降が対応しています。iPhoneのeSIM設定方法について詳しくはこちらでも解説しています。AndroidはPixelやGalaxy等の多くの機種が対応していますが、機種によって異なります。
eSIM-san公式の動作保証確認
EIDがあればeSIM対応端末の可能性は高いですが、実際にeSIM-sanのプランが動作するかは機種ごとに異なります。購入前にeSIM-san公式の動作保証端末ページで自分の機種が確認済みかチェックしておくと安心です。
また、キャリアが独自にカスタマイズしたファームウェア(ソフトウェア)が入っている端末では、SIMフリー化・eSIM対応でも別途対応が必要なケースがまれにあります。不安な場合は動作保証ページかeSIM-sanサポートに問い合わせてみてください。
- ✅ SIMロックなし(SIMフリー)
- ✅ EID番号あり(eSIM対応端末)
- ✅ iOS 17推奨(iOS 16でも利用可)/ Android最新推奨
- ✅ 動作保証端末ページで機種を確認済み
- ✅ 渡航先のeSIMプランを購入済み
AndroidのセットアップについてはAndroid(Pixel・Galaxy等)のeSIM設定方法も参考にしてみてください。
よくある勘違いと向いている人・向いていない人
「eSIM対応端末 = SIMフリー」と思っている人が意外と多いのですが、これは別の条件です。eSIM対応でもSIMロックがかかっていると海外eSIMは使えません。「eSIM対応 かつ SIMフリー」の両方を満たすことが必要です。
eSIMの基本的な仕組みについてはこちらの記事もあわせて読んでおくと理解が深まります。
| 向いている人 | 向いていない人 | |
|---|---|---|
| 渡航スタイル | 複数国を渡航する出張・旅行 | 1カ国のみ・短期滞在 |
| データ量 | 使用量が読めない人 | 使用量が少なく予測しやすい人 |
| 設定への抵抗感 | QRコード読み取りに抵抗がない | スマホ設定が苦手・物理SIMカードが安心 |
| 端末 | iPhone XS/XR以降、eSIM対応Android | eSIM非対応端末(古い機種など) |
eSIMが向いていない人には、物理SIMカードの海外プランや国際ローミングという選択肢もあります。自分のスタイルに合った方法を選ぶのが一番です。
よくある質問
SIMロック解除済みか確認してもEID番号が表示されません。eSIMは使えませんか?
EID番号が表示されない端末はeSIM非対応です。その場合、海外eSIMは利用できません。物理SIMカード型の海外プランを選ぶか、eSIM対応端末への機種変更を検討してみてください。
iPhone 8以前の古いiPhoneでもSIMフリー確認はできますか?
SIMフリーかどうかの確認自体は同じ手順でできますが、iPhone 8以前の機種はeSIM非対応のため、確認後も海外eSIMは利用できません。これらの機種では物理SIMカード型の海外プランを選ぶ必要があります。
SIMロック解除の手続きをしたのに「SIMロック中」と表示されたままです。
キャリアで解除申請後、実際の反映まで数時間〜最大1日程度かかることがあります。時間をおいてから再確認してみてください。それでも変わらない場合はキャリアに解除完了の確認をとるのが確実です。
eSIM-san利用時、SIMフリー確認以外に必要な準備はありますか?
SIMフリー確認とeSIM対応端末であることを確認したら、あとはeSIM-sanで購入するだけです。購入後に届くメール内のURLから接続情報ページにアクセスし、QRコードを読み取るかインストールリンクをタップするだけで設定完了です。本人認証などの追加手続きは基本的に不要ですが、韓国番号付きプランなど一部のプランでは本人登録が必要な場合があります。
まとめ
SIMフリー確認のポイントをまとめます。
- iPhoneは「設定 → 一般 → 情報 → SIMロック」で30〜60秒で確認完了
- Androidは「*#06#」発信が機種を問わず一番確実
- SIMロックがかかっている場合はキャリアのWebページから無料で解除できる(反映に数時間〜1日かかることも)
- EID番号があればeSIM対応端末、なければeSIMは利用不可
- SIMフリーとeSIM対応は別の条件。両方を満たすことが必要
- 購入前にeSIM-san公式の動作保証ページで機種を確認しておくとより安心
渡航当日に焦らないためにも、準備はなるべく早めに。SIMフリー確認さえ済んでいれば、あとはeSIM-sanで購入してQRコードを読み取るだけで設定は完了します。
SIMフリー確認が済んだら、eSIM-sanの設定手順ページで購入からインストールまでの流れを確認しておきましょう。渡航先別のプランもここから探せます。
eSIM-sanの設定手順・プランを見る