海外旅行の直前になって「ドコモのままで行けるのかな?でも料金高くなるよね…」と不安になった経験、ありませんか?
ドコモの海外ローミングは設定さえすれば使えて手軽な反面、料金体系がわかりにくく、帰国後に思ったより請求が来てしまうケースも少なくありません。
この記事では、ドコモの海外ローミング料金を日数別に試算し、eSIMを使った場合と比較しながら、どちらが自分の旅行スタイルに合っているかを判断できるよう整理しています。
結論:ドコモの海外データ通信は、申込み型の「世界そのままギガ」(24時間980円〜)と、申込み不要の「世界ギガし放題」(1日1,980円〜最大2,980円)の2本立てです。世界そのままギガの国・地域限定割プランなら3日間2,480円・7日間5,280円(税込・記事執筆時点)。eSIMはこれより安く済むことが多い一方、ドコモのままなら手間がかからず日本のデータ量をそのまま使えます。
この記事でわかること
- ドコモ「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」の違いと料金
- 3日・5日・7日以上の旅行における総額シミュレーション
- eSIMとの料金比較(韓国旅行の例)
- 不測の高額課金を避けるための設定方法
- eSIMへの切り替え手順と向いている人・向いていない人

ドコモ海外ローミングの料金体系
ドコモの海外データ通信には、性格の違う2つのサービスがあります。どちらを使うかで料金が大きく変わるので、まずここを押さえておきましょう。
| サービス | 料金(税込・記事執筆時点) | 申込み |
|---|---|---|
| 世界そのままギガ | 1時間200円/24時間980円〜。2日〜30日の期間も選べる | 必要(月額無料)。ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ahamoは不要 |
| 世界ギガし放題 | 約24.4MBまで1日1,980円、超えると最大1日2,980円 | 不要 |
世界そのままギガの仕組み
国内で契約している料金プランのデータ量を、そのまま海外で使えるサービスです。海外で使った分は国内のデータ量から減りますが、海外分の追加料金はかかりません(定額料のみ)。
料金は渡航先によって2種類に分かれます。
- 国・地域限定割プラン(70以上の国・地域):利用期間が長いほど1日あたりが割安になる(例:3日間2,480円、7日間5,280円)
- 通常プラン(200以上の国・地域):1日あたり980円
渡航先がどちらのプランになるかは、ドコモ公式サイトの国名検索で確認できます。
世界そのままギガは、アプリなどで利用開始の操作(または予約)をしない限り通信が発生しません。選んだ利用時間が終わるとデータ通信は自動で止まるので、使いたい期間だけ定額料を払う形になります。
世界ギガし放題の仕組み
申込み不要で使える日額制のサービスです。データ量に応じて約24.4MBまでは1日1,980円、それを超えると最大1日2,980円がかかります(日本時間0時区切り)。
申込み不要なぶん、データローミングがONのまま海外で通信すると料金が発生します。使うつもりがない場合は、渡航前に手動でデータローミングをOFFにしておきましょう。なお、世界そのままギガを契約中の方は世界ギガし放題を利用できません。
国内のデータ量が減る点に注意
世界そのままギガは国内プランのデータ量を消費するので、海外で動画や地図をたくさん使うと、帰国後に国内のデータ量が足りなくなることがあります。月間の利用データ量が30GBを超えると当月末まで速度制限がかかる点も覚えておきましょう。
旅行日数別の総額シミュレーション
旅行の日数ぶん通信を使った場合の総額を、サービスごとに並べてみます(税込・記事執筆時点のドコモ公式料金)。
| 旅行日数 | 世界そのままギガ (国・地域限定割プラン) |
世界そのままギガ (通常プラン) |
世界ギガし放題 (割引なし・毎日約24.4MB超) |
|---|---|---|---|
| 3日間 | 2,480円 | 2,940円 | 8,940円 |
| 5日間 | 3,980円 | 4,900円 | 14,900円 |
| 7日間 | 5,280円 | 6,860円 | 20,860円 |
| 10日間 | 7,580円 | 9,800円 | 29,800円 |
| 14日間 | 10,480円 | 13,720円 | 41,720円 |
※通常プランは1日980円 × 日数で計算しています。世界ギガし放題は、毎日約24.4MBを超えて使った場合(1日最大2,980円)の上限額です。地図を少し見る程度で1日約24.4MB以内に収まった日は1,980円になります。世界ギガし放題にも、対象の国・地域で2〜30日利用すると割引される仕組みがあります。
申込みをしておくだけで料金が大きく変わる
同じドコモでも、世界そのままギガを申し込んでおくかどうかで総額が大きく変わります。7日間なら、限定割プランの5,280円に対し、申込みをせずに世界ギガし放題で毎日しっかり使うと最大20,860円です。
ドコモのまま海外で通信するつもりなら、出発前に世界そのままギガを申し込んでおくのが基本です(ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ahamoは申込み不要)。料金や対象国は変わることがあるので、最新情報は必ずドコモ公式サイトで確認してください。
ドコモの料金と比べながら、旅行日数と使い方に合ったeSIMプランを探してみてください。
対応国からeSIMを選ぶeSIMとの比較|韓国旅行の例
eSIMは「日数 × データ容量」でプランを選ぶ買い切り型です。例として、eSIM-sanの韓国eSIM(1日1GBまで使えるデイパス)と、ドコモの世界そのままギガ(国・地域限定割プラン)を並べてみます。
| 旅行日数 | ドコモ 世界そのままギガ (限定割プラン) |
eSIM-san 韓国eSIM (1GB/day) |
|---|---|---|
| 3日間 | 2,480円 | 779円 |
| 5日間 | 3,980円 | 1,077円 |
| 7日間 | 5,280円 | 1,375円 |
| 10日間 | 7,580円 | 1,834円 |
※いずれも記事執筆時点の料金です。渡航先がドコモの通常プランの国・地域なら1日980円になります。eSIM-sanのプランは渡航先・データ容量・日数によって異なり、変更される場合があります。
料金だけを見るとeSIMの方が安く済みますが、比べるときは次の違いも押さえておきましょう。
- データ量:世界そのままギガは国内プランのデータ量をそのまま使えます。eSIMはプランで決めた容量(上の例なら1日1GB)まで
- 手間:ドコモのままなら申込みと利用開始の操作だけ。eSIMは購入と設定(QRコードの読み取り)が必要です
- 国内のデータ量:eSIMで通信すれば国内のデータ量は減りません。世界そのままギガは海外で使った分だけ国内のデータ量が減ります
旅行日数が長いほど料金差は開きます。一方、国内プランのデータ量に余裕があって手間をかけたくない短い旅行なら、世界そのままギガを申し込んでドコモのまま使うのも十分現実的な選択です。
ドコモのまま海外に行く場合のポイント
事前設定で不測の課金を避ける
世界そのままギガを契約していない場合、データローミングがONのまま海外で通信すると、申込み不要の世界ギガし放題の料金(1日1,980円〜最大2,980円)がかかります。ドコモの回線で通信しない予定なら、渡航前にデータローミングをOFFにしておくのが鉄則です。
データローミングをOFFにする手順(iPhoneの例)
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオフにする
AndroidはPixelやGalaxyなど機種によって手順が異なりますが、「設定」→「ネットワーク」や「接続」→「モバイルネットワーク」から「データローミング」を探してオフにできます。
現地でのトラブル対応
万が一、高額請求が発生しそうな場合や接続トラブルが起きた場合は、ドコモの海外向けサポートダイヤルに問い合わせることができます。渡航前に連絡先をスクリーンショットや紙にメモしておくと安心です。
現地でWi-Fiのみを使う予定なら、機内モードにした上でWi-FiのみONにするのが一番確実な方法です。
ドコモからeSIMへ切り替える際の流れ
購入のタイミング
eSIM-sanでは、渡航の1〜2日前の購入がおすすめです。購入後すぐにメールでQRコードが届くので、出発前に自宅でゆっくり設定を済ませておけます。
利用開始は「現地でデータ通信をONにした時点」からカウントされるため、早めに購入しても有効期限が無駄になることはありません。旅行当日の朝に買っても大丈夫ですが、余裕を持って前日までに済ませておくのが安心です。
設定方法
eSIM-sanの設定は、QRコードを読み取るだけで完了します。物理SIMカードを差し替える必要がなく、デュアルSIM対応のスマホであればドコモのSIMをそのまま残しながら、eSIMを海外用データ回線として追加できます。日本の電話番号を維持しつつ、現地ではeSIMのデータ通信を使う、という使い方が可能です。
iPhoneでの設定手順はこちらの記事で画面キャプチャ付きで解説しています。AndroidのPixelやGalaxyをお使いの方はAndroid向けの設定ガイドもご覧ください。
eSIMを使うにはeSIM対応スマホであることと、SIMロックが解除されていることが必要です。SIMロック解除はドコモのMy docomoから手続きできます(条件あり)。まだeSIM自体が初めてという方は、eSIMとは何かをわかりやすく解説した記事も参考にしてみてください。
ドコモが向いている人・向いていない人
| タイプ | おすすめの選択肢 | 理由 |
|---|---|---|
| 2〜3日の短期出張・国内のデータ量に余裕がある | ドコモのまま(世界そのままギガを申込み) | 手間が少なく、日数が短いほど料金差も小さい |
| 5日以上・毎日地図やSNSを使う | eSIM検討を推奨 | 日数が増えるほど料金差が開き、国内のデータ量も減らない |
| 複数国を周遊する旅程 | 周遊対応eSIM | eSIM-sanの周遊プランが便利 |
| スマホ設定に不安がある | ドコモのまま or 店頭サポート利用 | eSIM設定に慣れが必要な場合あり |
eSIM-sanでは、ヨーロッパ周遊プランや東南アジア周遊プランなど、複数国をカバーするプランも用意されています。複数国を渡り歩く旅程でも、1枚のeSIMで対応できるのは便利なポイントです。対応国の一覧はeSIM-san公式サイトで確認できます。
よくある質問
ドコモの世界そのままギガはなぜ高いのですか?
国内キャリアの海外ローミングは、現地の通信会社の回線を借りて日本の契約のまま通信する仕組みのため、現地向けのeSIMと比べると割高になりやすい傾向があります。ただし世界そのままギガは申込み型で、国・地域限定割プランなら7日間5,280円(記事執筆時点)と、申込みをせずに世界ギガし放題(1日最大2,980円)で使うよりかなり抑えられます。
海外でドコモのままにするメリットは何ですか?
何より手軽さです。SIMの差し替えや追加購入が不要で、日本の電話番号もそのままかかってきます。設定変更に不安がある方や、短期でとにかくシンプルに使いたい方には向いています。
eSIMに乗り換えるには対応スマホが必要ですか?
はい、eSIM対応スマホが必要です。近年発売されたiPhoneやAndroid(Pixel・Galaxy等)の多くが対応していますが、機種によって異なるため事前に確認が必要です。加えて、ドコモのSIMロックが解除されていることも必要条件です。My docomoや店頭で手続きできます。
ドコモの高い料金を避けるには何ができますか?
渡航前にデータローミングをOFFにして、現地ではWi-Fiのみ使う方法がシンプルです。ただしWi-Fiのない場所では不便になるため、データ通信が必要な旅程では事前にeSIMを準備しておく方法がコスト面でも使い勝手の面でもおすすめです。
eSIM-sanは購入後いつから有効になりますか?
利用開始は、現地でデータ通信をONにした時点からカウントされます。購入直後に有効期限が始まるわけではないので、出発1〜2日前に購入して事前に設定だけ済ませておくのがおすすめの使い方です。なお、ジョージア・スリランカのプランは仕様が異なりますので、購入前に公式サイトでご確認ください。
まとめ
ドコモの海外データ通信は、申込み型の「世界そのままギガ」(24時間980円〜)と、申込み不要の「世界ギガし放題」(1日1,980円〜最大2,980円)の2本立てです。世界そのままギガの国・地域限定割プランなら、3日間2,480円・7日間5,280円が目安です(税込・記事執筆時点)。ドコモのまま使うなら、出発前に世界そのままギガを申し込んでおきましょう。
料金はeSIMの方が安く済むことが多く、旅行日数が長いほど差が開きます。一方で、国内のデータ量に余裕があって手間をかけたくない短い旅行なら、ドコモのままでも十分です。
大切なのは「自分の旅行スタイルとデータ使用量」に合った選択をすること。なお、ドコモ・eSIM-sanとも料金や対象国は変更される場合があります。最新情報は必ず各公式サイトで確認してからご購入ください。
ドコモの料金と比べて、旅行日数・渡航先に合ったプランをeSIM-sanで探してみてください。
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