「eSIMって購入後に何をしておけばいいんだろう?」「空港に着いてから焦るのは嫌だな」そんな不安、旅行前あるあるですよね。
eSIMのいいところは、物理SIMと違って自宅でインストールまで完了できること。でも、手順をちゃんと把握しておかないと、当日パニックになりがち。この記事では、iPhoneでeSIMを使うための出発前準備を、順を追って解説していきます。
結論:eSIMの設定は出発前に完了しておくのがベストです。「接続情報メールを確認する」→「iPhoneにインストールする」→「設定後の確認をする」の3ステップで準備完了。渡航先に着いたら回線を切り替えるだけで使い始められます。

この記事でわかること
- eSIM購入後に届くメールの中身と確認ポイント
- iPhoneへのインストール方法(QRコード・インストールリンク・手動入力)
- インストール後にやっておきたい設定確認
- よくあるトラブルとその対処法
- 渡航先到着後の操作手順
なお、eSIMとは何か基本から知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
eSIM出発前設定の全体像:何をいつまでにやるか
出発前にやっておくべき3つのステップ
eSIMの設定は、大きく分けて以下の3ステップです。出発当日ではなく、できれば数日前に自宅のWi-Fi環境で済ませておくと安心です。
- 接続情報メールを確認する:購入後に届くメール内のURLから専用ページにアクセス
- iPhoneにeSIMをインストールする:QRコード・インストールリンク・手動入力のいずれかで完了
- インストール後の設定を確認する:回線名の設定、eSIM回線の追加確認など
自宅のWi-Fi環境でインストールまで済ませておくと、渡航先到着直後の不安定なネット環境に左右されずに済みます。出発1週間前くらいに余裕を持って準備するのがおすすめです。
渡航先到着後にやること
出発前の設定が完了していれば、現地でやることはシンプルです。
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」でeSIM回線を選択
- データローミングをONにする
この2つを行えば、通信を開始できます。詳しくは後半で解説します。
ステップ1:接続情報メールを確認する
メールに何が書いてあるか
eSIM-sanでeSIMを購入すると、「注文確認メール」とは別に「接続情報メール」が届きます。この2つは別物なので注意してください。
接続情報メールには以下の内容が含まれています。
- 注文番号・注文日時・支払い方法
- 商品名・数量
- eSIM接続情報URL(お客様専用リンク)
- LINEサポート窓口(@esim-san)
注文確認メールにeSIM設定情報は記載されていません。必ず「接続情報URL」が記載された別のメールを探してください。受信ボックスに見当たらない場合は迷惑メールフォルダも確認してみましょう。
接続情報ページの見方
メール内のURLをタップすると、専用の接続情報ページにアクセスできます。ここに表示される情報が、eSIMのインストールに必要なすべてです。
- QRコード(別端末に表示または印刷して読み取り)
- 手動入力情報(SM-DP+アドレス+アクティベーションコード+APN)
- eSIMインストールリンク(iPhone用 / Android用)
- 設定マニュアルPDF(iOS向け / Android向け)
- プランによる追加情報(電話番号など)
このページはあとからいつでも開き直せるので、URLをブックマークしておくとさらに安心です。
ステップ2:iPhoneにeSIMをインストールする(3つの方法)
インストール方法は3種類あります。どれを使っても設定内容は同じです。自分の状況に合わせた方法を選んでください。
| 方法 | 必要なもの | おすすめ度 |
|---|---|---|
| QRコード読み取り | 別端末 or 印刷したQR | ★★★(最も一般的) |
| インストールリンク | iOS 17.5以上 | ★★★(最も簡単) |
| 手動入力 | SM-DP+アドレス・アクティベーションコード | ★★(QRが読めないとき) |
QRコード読み取り(推奨・最も一般的)
接続情報ページのQRコードを、別のスマホやタブレットに表示するか、紙に印刷して使います。設定するiPhone自体ではQRコードを表示できないため、もう一台用意するか印刷が必要です。
- 接続情報ページのQRコードを別端末に表示するか、印刷する
- iPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」をタップ
- カメラでQRコードを読み取る
- 「モバイル通信プランを追加」をタップして完了
インストールリンク(iOS 17.5以上)
接続情報ページに表示されている「iPhone / iPad でインストール」ボタンをタップするだけで、eSIMの追加が始まります。別端末が不要なので、一人で作業するときにも便利です。
- eSIMを追加したいiPhone自体で接続情報ページを開く
- 「iPhone / iPad でインストール」ボタンをタップ
- eSIM追加の確認画面で「続ける」をタップ
- 「モバイル通信プランを追加」をタップして完了
インストールリンクの利用はiOS 17.5以上が必要です。iOSのバージョンが古い場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」でアップデートするか、QRコード方式または手動入力を使ってください。
手動入力(QRが読み取れない場合)
QRコードがうまく読み取れない場合や、印刷・別端末が用意できないときの代替手段です。接続情報ページに記載されているSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを手入力します。
- 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」画面の下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップ
- SM-DP+アドレスを入力(接続情報ページの「コピー」ボタンで貼り付けると安全)
- アクティベーションコードを入力
- 「次へ」→「モバイル通信プランを追加」をタップして完了
手動入力の際は「コピー」ボタンを使うのがおすすめです。SM-DP+アドレスやアクティベーションコードは長い文字列のため、手打ちすると入力ミスが起きやすくなります。
画面キャプチャ付きのより詳しい手順は、iPhoneのeSIM設定方法を画面で解説した記事も参考にしてみてください。
設定に不安がある方は、eSIM-sanの公式マニュアルを事前にチェックしておくと当日スムーズです。
公式セットアップガイドを見るステップ3:設定後の確認と回線ラベル設定
インストール後のチェックリスト
インストールが完了したら、以下の点を確認しておきましょう。
- 「設定」→「モバイル通信」でeSIM回線が追加されているか
- 回線に分かりやすいラベルをつけてあるか
- APN設定が必要なプランかどうかを確認(通常は自動設定)
回線名を分かりやすく設定する
eSIMをインストールすると「プライマリ」「セカンダリ」のような名前が自動でつきます。これを「旅行」「海外用」など、後から見てもわかる名前に変えておくと、渡航先での切り替えがラクになります。
回線名は後からでも変更できるので、インストール直後に設定しておくのが手間が少なくておすすめです。
APN設定は通常自動で行われます。インストール後に接続情報ページを再確認する必要は基本的にありませんが、プランによってはICCIDや電話番号などの追加情報が記載されていることがあるので、念のため目を通しておくと安心です。
よくあるトラブルと対処法
設定中に詰まりやすいポイントをまとめました。焦らず順番に試してみてください。
| トラブル | 対処法 |
|---|---|
| QRコードが読み取れない | 画面の明るさを上げる、カメラのピントを合わせ直す。それでも読み取れなければ手動入力またはインストールリンクを使う |
| 「eSIMを追加」メニューがない | 「設定」→「一般」→「情報」でEIDの項目があるかを確認。あればeSIM対応端末。なければ非対応 |
| インストールリンクが動作しない | iOS 17.5以上が必要。バージョンが古い場合はQRコードまたは手動入力で対応 |
| 接続情報メールのURLを消してしまった | 接続情報ページはURLからいつでも再確認可能。URL不明な場合はLINEサポート(@esim-san)に注文番号を伝えて再送を依頼 |
渡航先到着後:ここだけは忘れずに
出発前の設定が完了していれば、現地でやることは2つだけです。
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」でeSIM回線(「旅行」など設定した名前)を選択
- データローミングをONにする
これで通信が始まります。もし繋がらない場合は、以下の順で試してみてください。
- モバイルデータ通信がeSIM回線になっているか再確認
- データローミングがONになっているか確認
- 機内モードをONにしてから数秒後にOFF
- 端末を再起動
- それでも繋がらない場合は接続情報ページ記載のAPNを手動設定
渡航先に到着したばかりのタイミングでは、端末が現地の電波を掴むまで数分かかることがあります。SIMの切り替え後すぐに繋がらなくても、少し待ってから確認してみてください。
よくある質問
eSIMは出発前に必ずインストールしておかないといけない?
必須ではありませんが、出発前に済ませておくことをおすすめします。渡航先でもインストール自体は可能ですが、到着直後はWi-Fi環境が不安定なことも多く、設定に手こずると通信できない状態が続いてしまいます。自宅の安定したWi-Fiで余裕を持って設定しておくのが安心です。
接続情報ページのURLを削除・紛失してしまったら?
接続情報ページはURLさえあればいつでも再確認できます。URLが見つからない場合は、LINEサポート(@esim-san)に注文番号を伝えると再送対応してもらえます。注文番号は注文確認メールに記載されているので、そちらは消さずに保管しておくと安心です。
iPhone以外のデバイスで先にインストールして、あとからiPhoneに設定できる?
それはできません。eSIMは端末固有のEID(端末識別番号)に紐づいてインストールされます。別のデバイスにインストール済みのeSIMを、後から別のiPhoneに移すことはできないため、使いたい端末で直接インストールする必要があります。
古いiPhoneでもeSIMの設定はできる?
iPhone XS / XR 以降(iPhone SE は第3世代以降)であればeSIMに対応しています。iOSはiOS 16以上で基本的に動作しますが、インストールリンクを使いたい場合はiOS 17.5以上が必要です。「設定」→「一般」→「情報」でEIDの表示があれば対応端末と確認できます。
まとめ:出発前に3ステップで完結させよう
eSIMの出発前設定は、手順さえ把握しておけば決して難しくありません。
- ステップ1:接続情報メールのURLから専用ページにアクセス
- ステップ2:QRコード・インストールリンク・手動入力のいずれかでインストール
- ステップ3:回線が追加されたことを確認し、ラベルを設定
渡航先での操作は「回線を切り替えてデータローミングをON」だけ。この流れを出発前に整えておけば、現地での通信スタートがとてもスムーズになります。
Androidをお使いの方は、Android向けのeSIM設定手順ガイドも参考にしてみてください。
また、eSIM-san公式サイトではプラン詳細や対応国の確認もできるので、渡航先に合ったプランを選んでおきましょう。プラン選びの詳細はeSIM-sanブログでも随時紹介しています。
eSIM-sanの公式セットアップガイドでは、図解入りの手順を確認できます。出発1週間前くらいにゆっくり読んで、当日の準備をスムーズに進めてみてください。
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